ご覧いただきありがとうございます。
今回の記事では、「絵を描いて欲しいけど、どう頼めばいいかわからない…」「ファイル形式って何がいいの?」などなど、絵やPCのことにはあまり詳しくないよ〜という方向けになるべくわかりやすく、用語や意味を解説していきます。
基本的な用語解説
テンプレートを基準にして説明していきますね。
使用用途/使用範囲
使用用途は「名刺に使いたい」「家に飾りたい」「プレゼントしたい」等、何に絵を使うかということ。そのままの意味ですね。
使用範囲は個人的に楽しむだけなのか、印刷したものを人に渡す、金銭が発生するものに利用するのか等、どこまでの利用範囲になるかを教えていただく項目です。それにより調整が必要な場合がありますので、正確にお伝えください。
グッズ販売や広告用イラスト、営業用名刺のように収益に繋がるものは“商用利用”となりますので、ご依頼いただく際にお問い合わせフォーム内の商用利用ありにチェックしてください。
※料金に30%〜50%の商用利用料が発生します。
サイズ/ファイル形式
サイズとは、イラスト画像の大きさ(キャンバスサイズ)のことです。あらかじめ決まったサイズがある場合はpx単位や用紙サイズでご指定ください。それ以外の方は画像比率(4:3や1:1等)や横長、縦長、正方形でお伝えいただいても大丈夫です。用途に合わせてこちらで調整いたしますので、お任せしますの一言でもOKです!
ファイル形式とは、ファイルの種類のことです。画像を保存する際の拡張子の部分(png,jpg等)ですね。基本的には画質の劣化がないPNG形式で納品いたします。こちらも特にご指定がなければお任せいただくのがお勧めです。
その他の用語
• ラフ
清書前の下書き、構図案にあたります。この段階ですとリテイク(修正)が2回まで無料でお受けできます。※清書後は簡易的な加筆以外の対応は難しいので、大幅な修正がある際は追加料金が発生します。
• データ納品
ネット上でファイル共有ができる“クラウドストレージ”を利用して画像データをお送りする納品方法です。送られてきたらURLから画像を保存するだけ!印刷オプションをご利用の際もデータをお渡ししています。
• 解像度
画像を表現するための画素の密度のことです。デジタル画像は小さな格子の集まりでできているので、数値(密度)が高い程細部まで綺麗に見えるイラストになります。フルカラー印刷をする場合は300〜350dpiが推奨されており、通常350dpiで制作しています。
その他にも…
色の表現方法(カラーモード)の用語にRGBやCMYKがあります。
主に制作する側が気にすることなので、片隅に置いていただくだけでも大丈夫です。
データのまま使用するか印刷するかでカラーモードが変わります。
RGB … 光で色を表現するディスプレイに対応 (制作時はコレ!)
CMYK … インクで色を表現する印刷物に対応
プリンターを想像していただくとわかるかと思いますが、印刷物は4色(シアン/マゼンタ/イエロー/ブラック)のインクで表現しますよね。その為、印刷前提のデータ納品の場合はCMYKに変換してお渡しすることになります。色の特性上、実データと印刷後で若干の色味の違いが出ることが多いです。
困った時は「おまかせ」で!
今回は基礎的な用語についての解説でした。
こちらには馴染みのある単語でも、あまりPCに触れない方やデジタルイラストに詳しくない方にとっては聞き慣れないものも多いんじゃないかな…と思い簡単にまとめてみましたが、いかがでしたか?
明確なイメージをお持ちの場合は詳細にお伝えいただいた方がやり取りがスムーズですが、そうでない場合も多いと思います。悩んでしまうような時は「おまかせ」でいいんです!こちらも一緒に考えて、こんなのはいかがですか?とご提案いたしますので、その中でイメージを決めていきましょう!